山の口が開く日
先日薪拾いに入らせてもらった里山のあたりでは、昔、“山の口が開く日” があったらしい。
薪拾いをしている横で、杉の枝打ちをしていた方が、そんな話をしてくれた。

里山には当然、その山の地主の方がおられ、木の手入れや伐採をして出荷される。
秋になり山仕事が一段落するころ、“山の口が開く日” が訪れる。

山の口が開くと、山の近くに住む人だれもが、その山の地主でなくても、
山に自由に入って、薪拾いをすることができたそうだ。
キノコ採りなんかもしてもよかったのだろう。

たくさんの燃料が必要となる寒い冬を前に、山の口が開く。
そして、それまではひとりひとりの所有地であった山が、地域みんなの山になる。

人が里山と共に暮らしていた頃の話、なんともほっこりする。
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by seiyoukebari | 2009-11-11 08:50 | 薪ストーブ | Trackback | Comments(10)
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Commented by Jasse at 2009-11-12 13:29 x
山の口が開く。
なんとも、ほっこりするお話ですね。

最近訪れた友人の山荘の付近は、入札によって他の人が、山の権利を
この時期に期限付きで落札するようになってました。

友人が一万円で落札した山で松茸狩りをしてきましたが一本も生えてませんでした~~!!
Commented by tokyo_terry at 2009-11-12 17:11
西洋毛鉤さん、こんばんわ!!
山の口が開く日の話、いいですね。
イワナの口が開く日もあったらイイなぁ・・・もと思うのはボクだけでしょうか?(笑)
それにしても、薪拾いは腰に負担がかかりそうですねぇ。
ストーブでぬくぬくのお部屋で腰をのびのびと伸ばしてくださいね(^ ^)
Commented by 西洋毛鉤 at 2009-11-12 17:45 x
Jasseさん、松茸は綺麗な山にしか出ないそうです。
綺麗な山というのは、松の根元に雑木の葉っぱや枯れ枝のない山です。

昔、たくさん松茸が出たのは、山に落ちた枝や葉っぱを
燃料や肥料のために、みんなが綺麗にして、利用していたからだそうです。

松茸山を入札するのなら、何年も前から、山を綺麗にしてからにしましょう(笑)
Commented by 西洋毛鉤 at 2009-11-12 17:49 x
terryさん、”イワナの口が開く日” っていうのもいいですね~。
その日からは、私が巻いたようなFlyにも、イワナが口を使ってくれるとか・・・・・

>薪拾いは腰に負担がかかりそうですねぇ・・・・
お約束通り、腰痛になりました。
また、コルセット生活です(泣)
Commented by 紫親父 at 2009-11-12 19:38 x
seiyoukebariさん こんばんは
「山の口が開く日」良い話ですねぇ~
この辺もそんな感じですね
ほんわかです!
Commented by 西洋毛鉤 at 2009-11-12 20:47 x
紫さん、こんばんは。

昔はどこの山里でも 「山の口が開く日」 みたいな事が行われていたんでしょうね。

ほんわかな山との暮らし、いいですね。

Commented by tabi at 2009-11-12 23:24 x
ほんと、ええ話。
こういう風に暮らしたい。
そして心底ほっこりしたいです!
Commented by 西洋毛鉤 at 2009-11-13 09:00 x
tabiさん、ほっこりしますね。

たいへんな事の方が多いんでしょうが、紫さんが羨ましいですね。
Commented by iwanao65 at 2009-11-13 17:26 x
いっちょ、薪用に山買って「山の口が開く日」現代版をやりますか!
みんなに、自分用も拾ってもらえば腰痛も少しは楽かと・・・・。
Commented by seiyoukebari at 2009-11-13 17:46
shikadaさん、先日薪拾いをした里山のふもとにはゲートボール場がありました。
そのゲートボール場のかたわらにはたくさんの薪が積み上げていました。
なんでも、お年寄りたちがゲートボールをする際、寒い日にたき火をするそうです。

元気なお年寄りの方に「山の口が開く日」になったら、薪を集めてもらって、
ゲートボールクラブの忘年会の酒代になるくらいの対価をお支払して、
薪をわけてもらうというのはどうでしょう?

ちゃんとやれば、そこそこのビジネスモデルになるのではないかと
真剣に考えています。
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釣り人の手から逃れたイワナのつぶやき
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