地元東近江市北花沢町と南花沢町のハナノキを見てきた。
この木は“ハナノキ”という名前の木で、長野・岐阜・愛知・滋賀の4県にのみ自生し
春先、芽吹きの前に赤い花を咲かせるらしい。
そして秋も鮮やかに色づくとか。
この季節、花も葉もなく趣に掛けるが、木そのものの大きさや枝ぶるをみるには
一番良い季節のように思える。
北花沢のハナノキは、太い幹に大きく広がった枝がすばらしい。
何本もの支え木に助けられてはいるものの、今もかくしゃくと立ってる。
南花沢のハナノキは、明治以来度々の大風で破損したらしい。
今は、脇枝が太く育っている。
そして破損した幹は今も大切に保存されていた。