木工旋盤

木工旋盤という物に初めて触れた。

木地師の方が使われる木工ろくろと木工旋盤では少し違う。
ろくろには心押台なく、細長いものを削るのは苦手な反面、
お椀などの繊細な曲線に削り上げるのに向いている・・・らしい。

刃物も、ろくろはカンナと呼ばれる彫刻刀の様なもので削り、旋盤はバイトと呼ばれるもので削る。
形状も、材への当て方も違う。
ろくろのカンナは通常木地師の方が自分で作られる。

カンナの作り方もゆくゆくは教えて頂けるとのことだが、
先ずは、どちらかと言うと初心者に扱いやすい旋盤を使わせてもらった。

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高速で回転している材に、軽くバイトを当てると、気持よく材が削れていく。
でも、少しバイトの角度が違ったり、押しすぎるとバイトが材に食い込む。
食い込むと、ガリッ!と大きな音とともに、バイトが跳ねたり、材が飛ぶ事がある。
この食い込みが怖くて、バイトを材に軽く当てられない。
ついつい、手先から腕・肩・背中・腰・脚まで力が入ってしまう。

先生に手を添えてもらいなが、バイトの角度、動かし方を習う。

バイトの角度を変えながら、削れ出す角度を音で感じろ・・・・って言われても違いが解らない。
力を入れずに・・・・・って言われても、バイトの角度を固定しようとするとついつい力が入る。

あっと言う間の2時間。緊張した。

荒削りを終えたケヤキの小盆。
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一応塗装まで終えた、ウォールナットの小皿。
初めて旋盤で作った作品だが、自分一人でできたのは塗装だけ。
私がバイトを持って削ったのは確かだが、私の手だけでは何も削れなかった。
自分ではもう少しできると思っていたのだが。
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by seiyoukebari | 2014-11-05 18:01 | ろくろ | Trackback | Comments(5)
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Commented by 店主 at 2014-11-05 22:25 x
すごいなぁ…竹竿師から木地師へと深化してますね(笑)
Commented by 西洋毛鉤 at 2014-11-06 09:08 x
木地師の技で、面白いリールシートが作れそうです。
ひょっとして漆が扱えるようになるかもしれません。

木地師の里は、結構いい流れがあります。
来年は一度行ってみませんか?

Commented by Jasse at 2014-11-11 14:59 x
初々しいなぁ。
Commented by Jasse at 2014-11-11 15:01 x
数十年前を思い出します。w
Commented by 西洋毛鉤 at 2014-11-11 16:12 x
ええ年して、人から事を学ぶちゅうのは
やっぱり、しんどいです。

でも、ちょっとくらいしんどいとこに身をおかんと
心身共にささくれてしまいます。
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