親戚のおっさんにお願いして、今年も筍掘りに同行させてもらった。
新緑の中での筍掘りは本当に気持ち良く、楽しかった。

85歳を過ぎた親戚のおっさんから、ファミリーヒストリーに始まり、
今の世のなげかわしさ、人生の浮き沈み、死生観などを聞きながら
筍を掘った。

二人で二時間足らずの間にコンテナ2箱を掘り、一箱分を頂いて帰った。
これで後は嫁さんに任せて、美味しい筍料理を満喫できる。
f0053342_9484317.jpg


筍掘りの要領や筍畑の管理の仕方もいろいろ教わった。
 ・筍を採るには当然、それなりの竹林の管理が必要
 ・秋(9月)ごろには窒素系の肥料(たい肥)を施す。
 ・筍として収穫しないものは、数本だけを竹に育てて他は間引く。
 ・竹の枝葉が茂りすぎないよう枝を払い、光が地面に届くようにする。
 ・高く伸び過ぎないよう、先端を摘める。高く伸びると竹が揺れ、地下茎を揺らすのでよくない。
 ・竹は密集ささず、傘をさして歩けるほどにする。

筍を根元から綺麗に掘り出すには、それなりのコツがある。
それは、地面から少し出た筍の皮を見て、鍬を入れる方向を決める事らしい。
  筍の皮は、交互に向かい合う様に幹を包んでいる。
  地下茎が走る方向と、筍の皮が向かい合う向きは同じ。
下の写真では、左右に延びた地下茎からこの筍が生えていた事になる。
f0053342_10161039.jpg

だから、皮の方向を見定めて鍬で地下茎のところまで掘りすすみ、
地下茎に沿って鍬を入れると、筍は根元から綺麗に掘ることができる。

理屈はわかるが、これが結構大変。
大きな筍になると40-50cmも掘らないと地下茎までたどりつかない。
地下茎まで辿り着かず途中で鍬を入れたり、横から鍬をいれるとこの様な状態になる。
f0053342_10154188.jpg



あと5cm、あと3cm・・・と掘り進め、地下茎に沿って根元に綺麗に鍬が入ると
この様に掘り出すことができる。
f0053342_10173589.jpg

根元にある黒いつぶつぶが、皮を一枚も傷つけることなく綺麗に掘れた証。

綺麗に掘れた筍を、おっさんに自慢気に見せると、
「ほぉ~、上手に掘れたなー。
 ほやけど、ワシラがあと5cm、あと3cm、あと1cm・・・ちゅうて汗だくになって掘っても、
 一番下のとこは、食べられへんちゅうて、切ってすれられるんやぞ。
 黒いつぶつぶは掘り手の自己満足や。」と、笑われた。
それでも、この黒いつぶつぶを目指して、掘る。



f0053342_1254265.jpg

[PR]
by seiyoukebari | 2015-04-28 18:05 | いろはにほへと | Trackback | Comments(4)
トラックバックURL : http://seiyoukeba.exblog.jp/tb/23946051
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by tokyo_terry at 2015-04-29 15:35
sisyou、こんにちは!
タケノコ掘り、以前に何度かやりましたが
こういうのが得意な名人と呼ばれる人がいて
コツを教えてもらうと、キレイに掘れて楽しいですね。
ご近所さんからタケノコをいただいているので
今夜はタケノコの天ぷらと炊き込みご飯の予定です(^ ^
Commented by コム at 2015-04-30 10:12 x
まいどです~ 筍、大好きです。
子供の頃は実家に竹薮があって、伸びて大きくなってしまった筍を蹴って倒して怒られてました(笑)
今は実家から筍の炊いたんとか蕗の炊いたんを送ってもらうのが楽しみです。
Commented by 西洋毛鉤 at 2015-04-30 15:00 x
terryさん、筍掘りは楽しいですが、
スコップやツルハシで土を掘るのは
大変ですね。

背中と腰が痛くなりますが、美味しいからやめられません。
Commented by 西洋毛鉤 at 2015-04-30 15:03 x
コムさん、筍の炊いたんは最高ですね。
毎日たくさん食べて、お腹を痛くしてます。
嫁さんに「お腹いとうなるから、もうやめとき・・・」
と言われるのですた、やめられません。

そろそろ渓流釣り、北陸ですよ(笑)
<< はじめてのフライフィッシング 近場 >>


釣り人の手から逃れたイワナのつぶやき
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30