伊勢で仕入れたトンキンケーンを割って、竿作りの準備です。
1本の竹を24本の竹片にしていきます。
6角のバンブーロッドでは、1本のロッドに6本の竹片を使いますので
1本の竹で4本分の竿の竹片が取れます。
1本の竹を24本の竹片にするには
まず、竹割り鉈(6割)で6本に割ります。
これを竹割り器(
Maxさん考案)で半分に割り、12本にします。
この竹割り器は、竹を半分に割っていくには非常に便利な道具です。
これをさらに竹割り器で半分に割り、24本にします。
でも同じ太さのもの24本を作るのは至難の業で
最終的には、割った竹片を太さ・シミ・キズ・曲がりの状態をみて
ABCDのランクに分けて束ねてストックし、
作る竿に合わせて使い分けます。
当然、Aランクの竹片から作った竿では、
大きい魚が釣れるはずです。