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釣行記
初めて入った名もない溪。
入渓してすぐに魚の反応がる。
変化に富む渓相の中を釣り上がっていくと、
八寸九寸のアマゴが釣れる。
瀬から、落ち込みから、肩から、開きから。
ときおり、泣き尺のイワナも混じる。
気が付くと一日その川を釣り登っていた。
溪の横を走る林道に上がり、舗装された林道を20分も歩くと
もう車が見えてきた。

先日、こんな桃源郷の夢をみた。

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夢から覚めた日曜日。
7時半に我が家集合で、近くの溪に行ってきた。
今回のメンバーは、コムさんとメガさん夫妻、それに嫁さんの5人。
メガさんからは、嫁さん用の新品のウェーディングシューズをお土産に頂き出発。

車止めにはすでに二台の車。
一台はきのこ採りで、もう一台は子供つれの餌釣師。
餌釣師に釣りをする区間を聞いて、私達はそれより上流に入った。
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みんなでワイワイ林道を登り、釣り上がるのも楽しかった。

紅葉がはじまった林道。
広葉樹の落ち葉が敷き詰められた河原に、
苔むした石が点在する。

上流でふた手に別れて釣った。

一跨ぎできそうな流れ、それでもちょっとした落ち込みや深みから
小さなイワナがポンポンと飛び出す。

嫁さんも少し上達し、木の枝に引っ掛けることも少なくなって、
なんと3時間の間に6匹も釣り上げた。
私の方もなんとか、嫁さんよりも沢山のイワナが釣れた。
大きな魚は釣れなかったが、釣れると楽しい。

コムさんたちの方も、大きな魚影は確認できたが、
釣れたのは小さいイワナたちだったらしい。
それでもみんなにそれなりの釣果があったようで良かった。

林道を帰る途中、林道から見える小さな支流のプールにメガさんがフライを投げた。
みんなの視線が注がれる中で、いい型のイワナがバシャっと出た。
イワナが出た瞬間、メガさんは顔にかかった蜘蛛の巣の処理をしていたようで
合わせられずに、痛恨のすっぽ抜け。
こういう時は、バッシっと釣ってもらうより、バラしてもらった方が数段楽しい。

それにしても、ここの溪の渓相はいつ来ても素晴らしい。


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ニュー牧民広場 金剛苑の巻 : mori-rodも参加します)


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by seiyoukebari | 2014-09-29 10:25 | 釣行記
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釣り人の手から逃れたイワナのつぶやき

by 西洋毛鉤
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