先日のキャンプでテントのフライシートがベトベトして不快だったので
なにかいい対策がないものかと調べてみた。
まずベトベトの正体は、防水処理として施されている
ポリウレタン(PU)コーティングが劣化したものらしい。
対策としては、この劣化したPUを除去して、あらたに防水処理を施す。
劣化したPUは、重曹をお湯に溶かしたものに浸け置き(一昼夜)すればの除去できる。
防水処理はシリコンシーラントをラッカーで薄めたものや、防水剤(POLON-T)を塗布する。
今回はPOLON-Tを塗布することにした。
重曹の溶液に一日浸け置きしておいたら、ポリバケツの底に劣化したPUが溶けて
粘土のように沈殿していた。
作業としては簡単なものだが、大きなフライシートに防水材を塗るのは結構しんどかった。
テントの床もベトベトしているが、キャンプでは床にシートを敷くし、
設営の時に手に触れることも少ないので今回はパス。
この処理でどれほどの防水効果があるかわからないが、
愛着のあるこのテントなので、少しでも長く使っていきたい。
REIのロゴも少し剥げてしまった。
雨に当たることがなくいバッグなどは、PUの劣化が進んでいないのか、溶けずに残った。、
今回防水材として使ったPOLON-Tは、
液体フロータントとして使えそうなので少し取り置きした。
というか、液体フロータントその物のような気がする。