イワナ釣りは、もう少し季節が進んでからのお楽しみにして、アマゴ釣りに出かけた。
天気予報では、雨は早朝にはやみ、気温は上がり好天の予想だったが、入渓点についても雨はやまない。小一時間車の中で仮眠をし、小雨になった所でウェーダーを履いた。
今回入る渓は、去年嫁さんと来て、最後に綺麗なアマゴが二匹立て続けにつれた流れ。林道を下り、そのポイントまでを釣り上がる予定だ。実は本流の最上流にも入る予定だったが、運悪く前日から一月間工事で通行止め。
溪は深く、林道から渓には簡単に降りる事ができないので、支流つたいに降りる事にした。
渓に入るために降りた支流だが、降りてみるとそこそこの流れだったので、少しだけその支流も釣り上がってみた。
この支流は友人が一匹釣り上げたが、あまり反応が良くなかったので、一時間ほど釣って目的の渓まで、支流を伝っておりた。
流れは広く、綺麗な水でフライにはもってこいの渓。
入って少し釣り上がったところで、友人にいい型のアマゴがヒット。ローリングを繰り返し、大きなジャンプを見せネットに収まったのは26-27cmの見事なアマゴ。
一気にやる気スイッチON。
その少し上流の深い流れで、私にも大きなアマゴがヒット!
竿をあおるとアマゴは手前に走ってきて、川底でローリング。
慌ててラインのたるみをとろうと、ラインをたぐる間も、
アマゴまだ川底でローリング中。
??????
ラインをたぐってもたぐっても、竿にテンションがかからない。
なのに、アマゴまだ川底でローリング中。
川底でローリングするアマゴを横目に、やっとこの状況が理解できた。
合わせ切れ・・・・・
アマゴは、口に残った毛鉤を川底の岩を使って取っていたのだろう。
こっちは毛鉤の取れたティペットを見て、がっくり。
その後は、二人で数匹のアマゴを追加して終了。
気温が上がると思い、薄着で釣りをしたが、一向に気温は上がらず
小雨・時たま日差・通り雨しといった変わりやすい空模様の下、
肌寒さを感じながらの釣りとなった。
爆釣とはいかなかったが、新緑の中で綺麗なアマゴが見られたので、まずます。