大阪近辺の有志の呼びかけで開催された今回のイベント。
バンブーやグラスのロッドビルダーにプロタイヤー。
シルクラインのメーカーやケミカルラインの輸入代理店等々、
フライフィッシングに関わるいろんな方が集まり、
いろんな話が飛び交っていました。
超有名フライフィッシャーが普段使っているタックル・システムを
自由にキャスティングできる企画は、面白かったです。
私も渋谷さんの漆塗りロッドに超ロングリーダーティペットという
システムの試投をしましたが・・・・・
FFF公認キャスティングインストラクターの方によるワークショップも
普段あまり気にしていない話を聞け、有意義なものでした。
ただ、一番感じたことは「若者の姿が無い」という事。
アベレージエイジは60。
別に若い人と一緒に遊びたいとは思わないが、
綺麗な魚との出会いを求めて渓流を釣り上る
この素晴らしい遊びが、若い人に知って貰えていないという事は
ちょっと寂しい。
若い人がフライフィッシングを始めるには
ちょっと道具立てにお金がかかりすぎるのが
問題なのかなと思う。
人口が減る中、メーカーは単価を上げたくなる。
単価が上がると始めにくい。
そんな構図。
私が始めたころよりウェダーやシューズの選択肢は狭まり
価格は高くなっているように思う。
ウェダー3万円
シューズ2万円
ロッド3万円。
リール2万円。
ラインや小物で3万円・・・・・
始めるのに10万円はかかりそう。
相対的にテンカラの方に人気が出てくるのも理解できる。