竹から竿へ・・・【竹割り】
◎竹割り
まずは、丸竹を竿作りに使う竹片にします。
手順としては、
・竹割り鉈(6分割用)で丸竹を6本の竹片にします。
・その6本の竹片をさらに、Maxさん考案の竹割器で、半分、さらに半分にして
24本の竹片を作ります。
1本のバンブーロッドには6本の竹片を使いますので
1本の丸竹(24本の竹片)から、4本のバンブーロッドを
作ることができる勘定になります。
◎切断
次に、作る竿のレングスに合わせて、竹片を切断します。
このとき、6本の竹片の節が同じ位置にこないよう切りそろえます。
また、節がトップガイドのすぐ下や、フェルールの前後に
来ないようにも気をつけます。
竹の節は他の部分より硬いため、どうしても節の前後が折れやすくなります。
節の位置をずらす事によって、折れにくくするのが目的です。
一枚目の写真は切断を終えた状態です。
ロッド2本分、Butt/Tipあわせて24本の竹片です。
◎節均し
竹の節は、外側に膨らんでいます。
外側に膨みがあると、均一の太さに削れないので、この段階で概ね均しておきます。
二枚目からの写真は節均し作業の写真です。
次回は【曲げ伸ばし】