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竹から竿へ・・・【荒削り】
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竹から竿へ・・・【荒削り】

曲げ伸ばしが一通り終わったら荒削りです。
私の場合は、角材で作った荒削り用のプレーニングフォーム(PF)を使っています。
荒削り用のPFの溝は正三角形で深さは5mmです。
荒削り用のPFの溝の形(角度)については、諸説あるようですが
正三角形の溝のPFで概ね問題無い様に思います。

荒削りでは均一の太さ、つまり細長い正三角柱の竹片を作ります。
ビルダーによっては荒削りの段階で元より先を細くした
テーパー状(正三角錐)に削られる方もおられます。

1本の竿を作るのに12本の竹片を削る事になります。
今回は2本同時に作成していますので、24本。
竿つくりの作業では一番の力仕事。
頻繁にカンナの刃を研ぎながらの重労働です。

写真は荒削り過程です。
一枚目:荒削り前の竹片と荒削り用のPF
二枚目:荒削り前の竹片と荒削り用のPFと荒削り用カンナ
三枚目:荒削りを終えた竹片と、6本の竹片をテープで留めたところ
四枚目:荒削りで出たカンナ屑

この後、テープで留めた竹片を、バインダーで束ねて
次回は【焼きいれ】です。
by seiyoukebari | 2006-01-28 14:07 | バンブーロッド
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釣り人の手から逃れたイワナのつぶやき

by 西洋毛鉤
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