竹から竿へ・・・【やっと完成 その1】
10月の初めから作り始めた2本の竿のうち、1本がやっと完成しました。
盛夏の源流域でのイワナ釣りをイメージして作った竿です。
写真は
こちら。
今回はラッピングのスレッドに木綿糸を使ってみました。
バンブーロッドのラッピングでは、
白もしくはゴールドや薄い色のシルクのスレッドでガイドをと止め
エポキシ系のコーティング材を塗ることで、
糸が透明にすけ、糸の下になったガイドのフットまで綺麗に見せる
シースルーに人気があります。
コーティング材で仕上ると、表面はガラス質のピカピカに仕上ることができます。
でも今回はあえて、木綿糸にニスでコーティングをして
素朴な感じで、源流のイワナ釣りをイメージ。
ワイディングチェックは真鍮。こちらも時間が経てば渋い色合いになる予定。
それにしてもグリップのコルク、穴だらけ。もうちょっと良いのを使わないと・・・
次回は、【やっと完成 その2】
こちらは、スレッドの色を代え、初夏のアマゴ調です。